新しい土木資源の創造にむけて
日本の高度成長を支える
コンクリートの普及
現在全国のインフラ整備に使用されているコンクリートは、1949年(昭和24年)日本で最初の生コンクリート工場が建設されて以来急速に普及し、日本の高度成長を社会背景とした大量の需要に対し、安定した品質で施工性に優れた建設材料として国土のインフラ整備の発展を支えてきました。
世界的な環境負荷低減への要求
コンクリートと鉄鋼を土木構造の基幹材料とする日本の社会インフラは類を見ない発展をとげてきましたが、世界的な環境負荷低減への要求など、社会的背景が大きく変化し、新しい構造物・建設資材・施工方法等、多岐にわたって技術革新が行われつつあります。
BUSINESS CONTENTS
事業内容
土木設計コンサルティング事業
砂防関係事業を主体とした調査から設計までのコンサルティング事業を行っています。災害事業等で多く用いられている砂防ソイルセメント工法や、従来工法の構造物設計にも対応しています。
特に、砂防ソイルセメント工法では、グループ内の専門スタッフによる技術提供も行っており、対象箇所の現地土砂の適性判断試験を行うことも可能です。
工法選定から設計までの一連の流れで、幅広いニーズにお応えします。
土砂活用ソリューション事業
現地土砂を用いたソイルセメント技術を様々な分野で活用するためのコンサルティングを行っています。世界中でコンクリート骨材*が枯渇する中、現地土砂を用いるソイルセメントは土木資源創出においても適用するメリットが大きいと認められています。
砂防ソイルセメントは、日本では砂防堰堤を中心に多くの実績が生まれています。世界的にみると、道路・河川・空港など様々な分野で活用されており、日本でもこの技術を発展させる事によって、様々な分野での活用が期待されています。
インバックスグループでは図1のように現地土砂の活用に関して、調査・設計・施工・品質管理に至るまで、ワンストップソリューションを提供しています。