Strengths of the Invax Group
当社は砂防ソイルセメント技術の研究を行う会社として設立され、西暦 2000年に設立以来どこにでもある土をコンクリートのような性状になるまで固化・長期安定させ、砂防堰堤*などコンクリート構造物に適用するための研究を行ってきました。
その後、2002年に現地土砂をソイルセメントとして砂防堰堤*など土木構造物に活用する指針をまとめた「砂防ソイルセメントガイドライン」が、一般財団法人砂防地すべり技術センターにて監修されました。
当社はこれを機に砂防ソイルセメントを普及する上で必要となる
・砂防ソイルセメントの特徴をふまえた土木構造の検討
・適正な品質確保のための配合試験マニュアル( SBウォール工法*)の作成
・砂防ソイルセメントの強度特性の考察
施工においては
・砂防ソイルセメントの現地混合機械の研究
・機械化施工への取り組み
など、会社設立以来コツコツと歩んできた結果、現在では設計から施工まで全国 で9,000ケースを超える配合試験実績と1,000箇所を超える工事に携わってきた実績を持っております。
そして、これらの情報は国内最大規模の情報としてストックしており、設計から施工において最適なご提案を行うべくその体制を整えています。
例えば、ソイルテクノロジー社では様々な現地土砂を砂防ソイルセメントとして要求品質確保するための配合試験や、施工現場において砂防ソイルセメントの品質を確保するための施工・品質管理を主たる業務として受託していますが、各種試験を行うだけでなくその結果を評価し、配合設計から施工現場での品質確保まで様々な問題が生じた場合のソリューションを提供することが主たる業務となっており、これまで携わったすべての現場で品質を確保しています。
また、インバックス社の事業統括推進部、および技術設計室では様々な現地条件に則した現地土砂の構造物への適用に関するコンサルティングを、インバックス技術研究所(ITR)では社外有識者の皆様からのご指導を仰ぎながら、あらゆる土砂の資源化を促進する研究を行っており、今後はインバックスグループとしてさらに広い分野での活用を目指してまいります。
インバックス社の強み
あらゆる土砂を用途に適した品質にコントロールする技術
コンクリートのように高強度のものから、地盤の安定化、再泥化防止を目的とする土質改良まで、様々な用途に適した品質にコントロールすることが可能です。